障害年金の請求と社労士に依頼する場合

1.障害年金の受給要件について

病気や怪我でお世話になることのある障害年金は、いざという時に役立つ仕組みです。

20歳以上で更に条件がマッチしていれば、何時でも受け取ることができるのがポイントです。

ただ、請求から受け取りまでのハードルが高いイメージが強く、躊躇してしまう人も少なくないといえます。

実のところ、受給に必要な条件は主に3つで、それらを満たしていれば受け取れる可能性があります。

具体的には初診日に年金に加入済みで、ある程度の障害の状態にあったり、一定額の保険料を給付していることです。

この3条件さえ満たしていれば、十分に受給条件を満たしているので、後は手続き次第でチャンスが手に入ります。

2.最も欠かせない必要書類は年金請求書

一方では様々な書類を用意する必要があるものの、こちらも1つずつ確認して揃えれば大丈夫です。

最も欠かせないのは年金請求書で、この書類と合わせて年金手帳や戸籍謄本と住民票に、医師の診断書に病歴や就労状況等の申立書、それから預金通帳と印鑑となります。

年金請求書や病歴、就労状況等申立書の2つは、年金請求におけるハードルになりがちです。

ただし、社労士でなければ書けないというものではなく、根気良く項目を埋めていけば、未経験者であってもクリアできます。

それでも、手間が掛かったり人によって難しく感じるのは確かで、障害年金の請求を躊躇させる理由にもなり得ます。

3.初診日の確定と一定の障害状態の証明が難関・・・

特に難易度を大きく左右しているのは、初診日の確定と一定の障害状態の証明です。

初診日の確定は、比較的最近なら書類を揃えやすいですが、10年や15年も前となると書類自体が失われている恐れが強まります。

また医療機関側としても、カルテなどが保存されているとは限らないのが問題です。

受診した病院の名前すら分からない、そういうケースも少なくはないので、しっかりと病院名や初診日の日時などを記録しておくことが大切です。

一方で一定の障害の状態は、第三者に理解してもらう必要があることから、見た目に障害が出ている人の方が理解、あるいは納得が得られやすいといえるでしょう。

しかし、体調不良や薬の影響といった状態については、中々理解を得るのが難しいのが現実です。

4.障害年金は社労士に相談するのがベスト

これが障害年金のハードルを上げている2つ目のポイントで、社労士に相談せざるを得ない状況を生み出しています。

年金請求の審査は書面によって行われますから、医師の診断書や病歴と就労状況等申立書の書き方が重要になってくるわけです。

社労士は、請求が通りやすい書面のツボを理解しているので、助言を得たい場合の相談相手として最適です。

仮にもし初診日が分からない状況であっても、証明する為のコツやノウハウを持っていますから、審査に自信がない時に相談するのはベストです。

自分で請求の手続きを行うなら、人工透析の開始から3ヶ月目か、人工頭骨や関節を挿入置換した日、もしくは心臓のペースメーカーを装着した日が申請のタイミングです。

人工肛門や新膀胱の造設に、切断や離断が発生した日、そして喉頭全摘出と在宅酸素療法の開始日も自分で申請できるチャンスとなります。

5.自分で障害年金の請求を行うメリット

これらの手術を受けて、障害が出れば高確率で障害が認められますから、明らかに誰でも身体の状態が分かるならば、早めに請求を済ませてしまうのが良いでしょう。

自分で障害年金の請求を行い通れば、社労士の報酬となる数万円から数十万円が節約できます。

当然ながら、万が一却下されてしまっても二度目の挑戦はできますし、その時に初めて社労士に相談するのもありです。

このように障害年金は人によってハードルが違い、誰もが簡単に申し込めるわけではないです。

一見して障害があると分かりにくい場合は、やはり素直に障害年金は社労士に相談してアドバイスやサポートを受けるのが賢明です。

6.まとめ

障害年金の受給条件は決して難しくないですが、審査を取らなければいけないので、そこをどうクリアするかが焦点になります。

書類の良し悪しが審査結果に影響するのは間違いないので、信頼できる医師に書類を書いてもらうことが大切です。

書類に不備があるのは論外ですが、障害の程度が重く明らかであれば、多少書き方が不慣れであっても審査に通る可能性は高いです。

逆に、書類の完成度が高くても障害の有無や程度が分かりにくいと、審査のハードルが高くなってしまいます。

そこが請求と審査におけるネックで、その人によって突破が難しいポイントとなります。

初診日の証明には、できるだけ多くの書類を用いた方が良いので、可能な限り書類を掻き集めて提出しましょう。

それと、診断書を書いてもらう際は症状を事細かに医師に伝え、より正確に書いてもらうことが重要です。

請求書類については、それぞれの内容に矛盾はないか確認して、説得力を上げておくのが理想的です。

審査に問題がなければ、割とスムーズに結果が出ますから、もし時間が掛かるようなら何らかの不備が疑われます。

そういった時は書類の内容を見直してから、再請求を行う必要があるので、必要に応じて専門家に相談するのが良いです。

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